「Instagramって、若い人や有名人がやるものでしょ?」
そう思っていませんか?
実は今、個人経営のお店や小さなブランドこそInstagramが武器になる時代です。
たとえば、
✅ 地元だけじゃなく“全国の人”に商品を知ってもらえる
✅ 自分のペースで投稿しながら“見込み客”が集まる
✅ 「この人から買いたい!」というファンが自然と増えていく
――そんな未来を、Instagramは叶えてくれます。
とはいえ、やみくもに始めても「全然伸びない…」と挫折してしまうのも事実。
この記事では、Instagram未経験の方でも“売上につながる”活用法が分かる10ステップをわかりやすく解説します。
特別なスキルやオシャレなセンスがなくても大丈夫。
あなたの商品やサービスに「価値を感じてくれる人」に出会えるよう、一緒にInstagramを育てていきましょう!
Step 1:まずは知ってもらおう!Instagramは最強の“チラシ”ツール
あなたの商品やサービス、どんなに魅力的でも
「知られていない」=「存在していない」のと同じです。
たとえば、お店のチラシを思い出してください。
ポスティングすれば、せいぜい近所の数百世帯に届くのが限界ですよね。
でもInstagramは違います。
うまく活用すれば、全国どこに住む人にも届く可能性があります。
Instagramは「見込み客に出会えるチャンスの宝庫」
今の時代、スマホで検索や情報収集するのは当たり前。
「可愛い雑貨」「おしゃれなカフェ」「便利な収納グッズ」など、
Instagramで発見されて買ってもらえることはよくある話です。
つまり、Instagramは現代の“チラシ”ではなく、
「見てもらえる営業スタッフ」のような存在なのです。
しかも、人件費ゼロ・印刷費ゼロ・全国配信OK。
発信を始めないのは「存在していない」のと同じ
「まだフォロワーもいないし、投稿しても意味ないかも…」
そんなふうに思って、投稿を始めないのはとてももったいないことです。
Instagramは、“最初の1投稿”から始まるストーリー。
見る人にとっては、たった1枚の写真や文章で
「この人、なんかいいかも」と思ってもらえることもあります。
まずは「見つけてもらう」ことが大切。
その一歩が、「興味を持ってもらう → フォローされる → 商品が売れる」
という流れの入り口になります。
「発信=難しいこと」と思わなくてOK!
Instagramは、文章が短くても大丈夫。
写真も、スマホで撮ったもので十分です。
あなたの「想い」や「こだわり」を、ほんの少しずつ伝えることで、
未来のお客様があなたに気づいてくれるようになります。
Step2:『売れるInstagram』は3つの基本でできている
Instagramをがんばって投稿しているのに、なかなか成果が出ない…。
そんなときは、基本を押さえられているか見直してみましょう。
実は、Instagramで「売れる」ためには、たった3つの基本を守るだけで大きく変わります。
Instagramで売れるための3つの基本
ステップ | 内容 | ポイント |
---|---|---|
1 | 正しい方法でやる | 間違ったやり方では伸びません |
2 | 行動する | 「学ぶだけ」で終わらず実践すること |
3 | 継続する | 成果が出るまであきらめないことが大事 |
この3つは、成功している人すべてに共通しています。
よくある失敗パターン
- とりあえず始めたけど、何をすればいいかわからない
- 投稿しているのに反応がなくて、やめたくなった
- 頑張りすぎて、続けるのがつらくなった
これらに共通する原因は、以下の3つです。
原因チェックリスト
- 「正しいやり方」を知らずに始めてしまっている
- 行動はしているが方向性が間違っている
- 継続できる仕組みがない
Instagramは「山登り」に似ている?
Instagramで結果を出すためには、山登りのように「ゴール」と「ルート」を決めることが大切です。
チラシでの集客 | Instagramでの集客 |
---|---|
地元の人にしか届かない | 全国・世界中に届く可能性がある |
一度配ると終わり | 投稿が資産となり、後からも見られる |
内容の修正がしづらい | テスト・改善が自由にできる |
Instagramでは、「やみくもに登る(投稿する)」より、「どのルートで登るか(戦略)」が重要です。
継続するための仕組みを作ろう
成果が出るまでには時間がかかります。途中であきらめないためにも、継続しやすい仕組みを作っておきましょう。
続けるためのポイント
- 投稿頻度は【週2〜3回】からでOK
- 毎回ゼロから考えるのではなく「投稿の型」を決めておく
- 曜日別のテーマを決めてルーティン化する(例:月曜は新商品、水曜はお客様の声)
「がんばらない仕組み」を作っておくと、ムリなく続けられます。
Step3:お客様が多い「ジャンル」を選ぶことが重要
商品は決まっているのに「Instagramで何を発信したらいいのか分からない」
そんなときに考えるべきなのが「ジャンル」です。
まずは「興味を持ってくれる人」が多いジャンルを選ぼう
Instagramで売上につなげるには、発信の方向性がとても重要です。
まずは、発信する「ジャンル」が求められているかを確認しましょう。
人気ジャンルの一例
- グルメ・カフェ・スイーツ
- 美容・ヘア・ネイル
- ペット・動物
- 旅行・おでかけスポット
- 暮らし・収納・100均
- 子育て・家事
- ハンドメイド・DIY
「自分が売りたいもの」ではなく、「お客様が興味のあること」から考えるのがポイントです。
「好き」や「得意」だけで選ぶと危険?
自分が発信したいこと ≠ お客様が見たい・知りたいこと、である場合が多くあります。
よくあるNG例
- 筆箱が好き → 筆箱だけの発信 → 興味のある人が少なすぎる
- カフェ巡りが好き → 特にコンセプトがない → 他の人と差別化できない
このように「ニッチすぎる」ジャンルや「広すぎる」ジャンルは、最初の1000人フォロワー獲得が難しくなります。
実店舗の例で考えてみよう
例えば、工場の多いエリアに2つのランチ店があったとします。
お店A(毎日通える価格) | お店B(特別な日に行く高級店) |
---|---|
ランチ500円の定食屋 | ランチ1万円のフレンチレストラン |
→ 需要が大きい | → 需要が少ない |
Instagramでも同じです。
「たくさんの人が見たい」と思うジャンルであるかどうかを見極めましょう。
見極めの方法:ライバルアカウントをチェック
自分が発信したいジャンルで、すでにフォロワーが多い人がいるかを調べましょう。
チェック方法
- Instagramでキーワード検索(例:100均、ダイエット、トリミングなど)
- フォロワー数の多いアカウントを数人探す
- 投稿内容や世界観、発信のテーマを確認する
人気のあるジャンル=需要がある証拠です。
そのジャンル内で「特化型」の発信をすることで、確実に成果に近づきます。
自分に合ったやり方で、焦らず一歩ずつ前に進むこと
Step4:「特化型発信」であなたのアカウントに価値を持たせよう
「いろいろ投稿してるのに、フォローが増えない…」
そんなときに効果的なのが「特化型の発信」です。
なぜ「特化型」が必要なのか?
Instagramは毎日たくさんの投稿が流れていきます。
その中で「あなただけの情報」を届けるには、“これといえばこの人”と思ってもらえる専門性が必要です。
一般的な発信と特化型の違い
発信スタイル | 特徴 |
---|---|
いろいろ発信している | 情報が散らかって印象に残りにくい |
特化型 | 一貫性があり、「○○といえばこの人」と認識されやすい |
特化の例を見てみよう
以下のように、テーマを絞り込むことでフォローされる理由が明確になります。
グッズ紹介系の例
- NG例:100均グッズをなんとなく紹介
- OK例:キャンプで使える100均グッズ専門アカウント
美容系の例
- NG例:スキンケア・ヘアケア・ダイエット…全部バラバラ
- OK例:脚やせ特化/40代のたるみケア特化/毛穴ケア専門 など
特化の効果
- フォローの判断がしやすい
- 投稿が埋もれにくい
- ファンがつきやすい(=リピーターや購入者になりやすい)
最初から広く浅く発信するよりも、まずは1つのテーマに尖って届けていく方が、信頼も早く得られます。
特化ジャンルを選ぶコツ
- 「お客様のニーズ」があるかどうか
- 競合が存在するか(=伸びる可能性がある)
- 自分の商品との親和性があるか
「自分のやりたいこと」ではなく「お客様が求めている情報」に焦点をあてることが重要です。
NGパターン
- 自分が好きだから白い筆箱ばかり紹介
→ フォローされる理由が不明、ニーズが小さすぎる
OKパターン
- ペットトリミングサロンのアカウントで
「小型犬専門」「老犬のケア専門」などに特化
→ 飼い主さんに刺さりやすい
Step5:フォロワーが自然と増えるプロフィール設計
どんなに良い投稿をしても、「プロフィール」で離脱されてしまっては意味がありません。
Instagramでは、投稿 → プロフィール → フォロー の流れが一般的です。
あなたのアカウントを訪れた人に「この人、信頼できそう!」と思ってもらうには、プロフィール設計が超重要です。
プロフィール設計の基本構成
Instagramのプロフィールは、次の5つの要素でできています。
項目 | 目的 |
---|---|
アイコン | パッと見て“誰か”が伝わる写真やイラスト |
名前 | 覚えやすく、ジャンルが想像できる+肩書き |
ユーザーネーム | 統一感があり、メンションしやすい英数字表記 |
プロフィール文 | 「誰に」「何を」届けているかが明確な文章 |
投稿の一覧表示 | 世界観が統一されている(色・雰囲気・ジャンル) |
それぞれ詳しく見ていきましょう
1. アイコン
- 顔がはっきりわかる or ジャンルを連想できるイラスト
- 文字を入れるのはNG(小さくて読めないため)
- 暗い・ぼやけた写真、風景、記念写真は避けましょう
2. 名前(表示名)
- 読みやすく、覚えやすい名前にする
- 肩書きやジャンルを一緒に入れる(例:トリマーはなこ)
- ひらがな・カタカナ4文字+ジャンルがベスト
3. ユーザーネーム(@〇〇〇)
- シンプルで短く
- アンダーバーは1個まで(2つ以上だと見づらい)
- 名前と統一感をもたせる
4. プロフィール文
- 「誰に向けて、何を発信しているか」が1秒で伝わるようにしましょう。
おすすめ構成:
- 【ターゲット】:例)40代女性向け/犬の飼い主さん向け
- 【発信内容】:例)おうちでできる犬の毛並みケアを発信中
- 【強みや特徴】:例)現役トリマー歴10年/保護犬と暮らす主婦
- 【行動導線】:例)公式LINEでクーポン配布中!
文章は長く書かず、1行ずつ短く分けてください。
1行15文字以内を目安にすると、読みやすくなります。
5. 投稿の一覧表示(プロフィール画面の9枚)
- 最初に表示される9枚の投稿で世界観を伝える
- ジャンルがバラバラだと「この人は何の人?」と思われがち
- 統一感のある色・フォント・テーマで揃えましょう
よくあるNGパターン
- 自己紹介になっている(出身地や年齢だけ)
- 趣味や日常がごちゃまぜの投稿一覧
- 名前が長すぎて覚えにくい
- 世界観が統一されていない(旅行、カフェ、犬、全部混在)
プロフィールは“たった1秒”で判断されます。
「この人、なんか良さそう」「もっと見てみたい」と思われる設計を意識しましょう。
Step6:『有益な投稿』の型を覚えよう(初心者でもできる)
Instagramで「商品を買ってくれるお客様」を集めたいなら、ただの日記投稿では届きません。
求められるのは、見た人のためになる=“有益な投稿”です。
「私には専門知識がない…」「発信することがない…」と思う方でも大丈夫!
初心者でもできる、有益な投稿の“型”があります。
なぜ「有益な投稿」が必要なのか?
Instagramは、興味・関心で動くSNSです。
「この情報知れてよかった!」と思われると…
- 保存されやすくなる
- いいね・コメントがつきやすい
- アルゴリズムに評価されて、より多くの人に届く
つまり、“売れるアカウント”に近づきます。
有益な投稿の黄金パターン【4ステップ】
見た人の心を動かす投稿は、次の流れで作られています。
段階 | 内容の説明 |
---|---|
① 意外性 | 「えっ、そうなの?」と気になるワードで目を止める |
② 気づき | 「これ、自分のことかも!」と共感・問題提起をする |
③ 理由 | なぜそうなのか、根拠を簡単に伝える |
④ 具体例 | 実体験や使っているもの、手順など“具体的な中身”を見せる |
この4つを意識すれば、あなたの投稿が「役立つ!」と思ってもらえる確率がぐっと上がります。
投稿例:トリミングサロンの場合
【例】
意外性:「自宅で10分!毛並みがふわっと仕上がる裏ワザ」
気づき:「いつも毛がパサつく…って思ったことありませんか?」
理由:「実は乾かし方だけで毛並みは変わるんです」
具体例:「ドライヤーは〇〇を使って、〇〇の角度で当てるだけ」
「プロじゃないから発信できない」と思いがちですが、
むしろ“初心者目線”での経験談や、ちょっとした工夫の方がウケることも多いのです。
有益な投稿のネタを見つけるコツ
- お客様によく聞かれる質問
- 自分が「昔、困ったこと」や「知って驚いたこと」
- 最新のトレンド・新商品の紹介
- ストーリーズでアンケートを取り、その結果をネタにする
投稿形式のポイント
- 1投稿=1テーマ
- 文字入れ画像やリールで「2秒以内に目を引く」意識
- 難しく書かず、読み手が「なるほど」と思える文章に
「自分には発信できることがない」と思っている方こそ、
初心者目線のリアルな発信が強みになります。
有益な投稿の“型”を覚えて、まずは1本つくってみましょう。
Step7:Instagramは“人とのつながり”が広がる場所
Instagramは「写真を投稿するだけのSNS」ではありません。
本当の魅力は、人とのつながりが生まれる場所であることです。
そして、そのつながりが深くなるほど「投稿が見られる → フォロワーが増える → 売上につながる」という流れが加速していきます。
SNSで売上につながる=人との関係構築がカギ!
Instagramの仕組み(アルゴリズム)は、人と人の関係を重視しています。
つまり、「この人と仲がいい」「交流している」と判断されると、投稿が優先的に相手に表示されるようになるのです。
アルゴリズムに好かれる交流アクション
アクション内容 | 効果 |
---|---|
いいね | 相手の投稿に反応すると、自分の投稿も見られやすくなる |
コメント | 簡単な一言でもOK。お互いに認識されやすくなる |
DM(ダイレクトメッセージ) | 最も効果的な交流。関係性が強くなると表示優先度がアップ |
特に「DM」は最強の武器。
少し勇気がいるかもしれませんが、フォローしてくれた方にお礼DMを送るだけでも大きな差が生まれます。
初心者でもできる!お礼DMの例文
「フォローありがとうございます😊
ワンちゃんのお写真、癒されました!うちにもトイプードルがいるので共感しちゃいました🐶」
こういった「共通点+感謝」を添えるだけで、相手は一気に親近感を持ってくれます。
交流のメリットは“バズ”だけじゃない!
- 応援してくれる“ファン”ができる
- 投稿にすぐリアクションがつきやすくなる
- ストーリーズや投稿が表示されやすくなる
- リアルな口コミ・紹介につながる可能性も!
「フォロワー数が少なくても、交流を大切にしている人の投稿がバズる」
そんなことは日常茶飯事です。
「いい投稿」よりも、「人とのつながり」がフォロワーを増やす近道です。
まずは、1人ひとりと丁寧に向き合ってみてください。
Step8:ジャンル認知をInstagramに伝える
Instagramで発信を続けているのに、なかなかフォロワーが増えない…。
もしかすると、それは「Instagramに自分のジャンルが伝わっていない」からかもしれません。
Instagramのアルゴリズムは、ユーザーの興味関心に合うアカウントを優先的におすすめします。
つまり、「この人はこのジャンルの専門家だな」と認識してもらうことが超重要なのです!
Instagramにジャンル認知させる2つのステップ
1. 同じジャンルの発信者とつながろう
アクション | 目的 |
---|---|
同ジャンルの人気アカウントをフォロー | 自分も同じジャンルとInstagramに伝える |
投稿にいいね・コメント・保存をする | 興味のあるジャンルの行動履歴として記録される |
DMで感想・応援メッセージを送る | 関係構築&ジャンル内での認知が広がる |
例:キャンプ用品を紹介したい場合は、「キャンプ用品特化の人気アカウント」に積極的に反応しましょう。
2. 「ジャンル特化」の投稿を続ける
Instagramは、あなたの投稿内容からもジャンルを判断しています。
以下のような行動を意識すると、認知が早まります。
ポイント | 理由 |
---|---|
投稿内容はジャンルをブレさせない | 一貫性があるほど「専門性」が伝わる |
投稿のテキストにもキーワードを含める | 「キャンプ」「初心者向け」などのキーワードが重要 |
ハッシュタグもジャンルに特化したものを使う | 検索表示・おすすめ表示に効果がある |
たとえば「#100均キャンプ」「#キャンプ初心者向け」などのハッシュタグを使えば、より明確にジャンルが伝わります。
ジャンル認知されるとどうなる?
- 関連ジャンルのユーザーにおすすめされやすくなる
- 似た投稿に興味を持っている人のフィードに表示される
- 自分の“得意ジャンル”でファンを増やせる
Instagramが「あなた=そのジャンルの人」と理解してくれれば、自動的に拡散の輪に乗れるようになります。
「なんとなく投稿」から卒業し、「私はこのジャンルの専門家ですよ」とInstagramにもしっかり伝えていきましょう!
Step9:伸びてる投稿を参考にする
「何を投稿すればいいのか分からない」
「一生懸命作ったのに全然伸びない…」
そんなときは、“すでに伸びている投稿”を参考にするのが近道です。
Instagramでは、真似すること=悪いことではありません。
むしろ、伸びている投稿には伸びる理由があるのです!
伸びてる投稿を観察すべきポイント
観察ポイント | チェックする内容例 |
---|---|
サムネイル(1枚目) | 文字の大きさ・色・フォント/構図や余白の取り方など |
タイトル | つい見たくなるワード・意外性のある切り口があるか |
投稿の構成 | ストーリー性、共感ポイント、具体例、オチなどがあるか |
フォントや色づかい | 見やすい色・統一感・ブランドイメージとの整合性があるか |
ハッシュタグ | どんなタグが使われていて、どのくらい反応されているか |
まずは 「全体の雰囲気を丸ごと真似る」ことから スタートしてOKです。
「この雰囲気、なんかいいな」と思ったら、まずやってみましょう。
真似ることは“仕組み”を知ること
有名な名言にこんな言葉があります。
優れた芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む。
— ピカソ
Instagramでも同じ。
本当に効果のある投稿は「理由がある」から伸びています。
- なぜ目を引くのか?
- なぜ保存されているのか?
- なぜコメントが集まるのか?
一度“そっくり真似”してみることで、その仕組みを体感できます。
そこから自分らしい工夫を加えていくのが、「発信の上達」の近道です。
真似するときの注意点
- 完全コピー(画像・文章のコピペ)はNG
- 必ず自分の商品・体験に置き換えてオリジナルにすること
- 真似=「型」を学ぶことであり、「パクリ」ではない
まずはインスタ内の人気投稿や、同ジャンルでバズっているアカウントをじっくり観察してみましょう!
「独りよがりの発信」ではなく、「求められている発信」へ。
そのための第一歩が「真似から始める」ことです。
Step10:売れるための導線設計を考える
Instagramでファンが増えてきたら、次に考えるのは
「どうやって商品購入・予約・お問い合わせにつなげるか」です。
いくら見てもらえても、“買ってもらう導線”がなければ売上にはつながりません。
Instagramの基本導線
Instagramの基本的な導線は、以下の3ステップです。
- 投稿を見てもらう
- プロフィールを見てもらう
- リンクをクリックしてもらう(LINE登録・ECサイトへなど)
この一連の流れをスムーズにすることで、売上に直結します。
導線を整える具体的なポイント
導線設計の場所 | 対策内容 |
---|---|
プロフィールリンク | 公式LINEやECサイトへのリンクを設置する(Linktree等も可) |
プロフィール文 | 「◯◯はこちらから」など、リンクをクリックする理由を明記 |
投稿の最後 | CTA(行動喚起)を必ず入れる:「詳細はプロフィールへ!」など |
ストーリーズ | リンクスタンプを活用して、直接導線に誘導(LINE登録など) |
ハイライト | 商品一覧/購入方法/お客様の声などをまとめておく |
こんな表現が効果的!
- 「プロフィールのリンクから◯◯を見ることができます」
- 「◯◯の詳細はストーリーズで紹介中です」
- 「購入前に◯◯をチェックしたい方はハイライトへ」
※毎回の投稿・ストーリーズで「リンク誘導」を忘れないことが大切です!
LINEやECサイトとの連携がカギ
Instagram単体では商品の販売や予約ができません。
そのため、以下のような外部ツールと連携することが必須です。
- 公式LINE:お問い合わせ、予約対応、キャンペーン案内などに最適
- STORES/BASEなどのECサイト:商品販売ページの設置
- 自社ホームページ:サービス説明・導入事例などの掲載
自分の商品に合った「ゴール(最終アクション)」を明確にして、
Instagramからの動線を作っていきましょう。
Instagram初心者でもできる!商品販売につなげる10ステップのまとめ
「Instagramは見たことはあるけど、使いこなせる気がしない」
「商品を販売したいけど、どうやってお客様と出会えばいいのかわからない」
そんな方に向けて、Instagramを販促ツールとして活用するためのステップを10個に分けて解説してきました。
Instagramは、商品が売れるまでの「知ってもらう→興味を持ってもらう→買ってもらう」流れを、すべて1つのアプリ内で完結できる、強力なツールです。
未経験の方でも、ひとつひとつのステップを丁寧に実践すれば「フォロワー1000人」も夢ではありません。
この1000人は、単なる数字ではなく、「商品に興味を持ってくれた見込み客=ファン」です。
以下が、これまで解説した10ステップの一覧です。
商品販売につながるInstagram活用 10ステップ
- まずは知ってもらおう!Instagramは最強の“チラシ”ツール
→ 全国の見込み客にリーチできる時代。「存在していない」のはもったいない。 - 売れるInstagramはこの3つでできている:正しい方法・行動・継続
→ 成果が出ない理由の多くは「自己流」。シンプルなルールを守るだけでOK。 - 売れるには“ジャンル選び”がカギ!求められているテーマにしよう
→ 「好き・得意」よりも「興味を持っている人が多いジャンル」を選ぶ。 - 尖った“特化型発信”で差別化をはかろう
→ 同じテーマでも「誰に向けた情報か」でフォローされるかが変わる。 - フォローされやすいプロフィール設計をしよう
→ プロフィールは「第一印象」。誰に、何を、どう届けているのかを明確に。 - 有益な投稿は型でつくる!初心者でもできる構成とは?
→ 意外性→気づき→理由→具体例。テンプレートに当てはめればOK。 - Instagramは“人とのつながり”が広がる場所
→ コメントやDMで交流することで、投稿の表示頻度も上がる。 - Instagramに“このジャンルの人”と認識させる方法
→ 同ジャンルの発信者をフォローし、滞在時間や行動からアカウントを育てる。 - まずは伸びている投稿を「真似る」ところから始めよう
→ どこが伸びているのか?なぜ伸びたのか?を体験ベースで学ぶ。 - 売れるための“導線設計”を考える
→ プロフィールリンクやLINE誘導など、購入までの動線を明確に。
最後に
Instagramは「好きなことを発信する場所」ではなく、「知ってもらい、信頼され、選ばれるための場所」です。
正しいステップを踏めば、経験ゼロでも、時間がなくても、自分のペースでファンを増やすことができます。
まずは「1000人のフォロワー=見込み顧客」をつくること。
そこから先は、「売上につながる導線(LINEやホームページ)」の構築へと進みましょう。
あなたの商品やサービスを、待っている人はきっといます。
まずは一歩、Instagramを開いて投稿してみてください。
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